2012年11月11日日曜日

復興のその先にあるハウジング

ぱれっとサポットの会の田口さんが12月17日に東北で行われるシンポジウムに参加することになりました。
東北の復興にいこっとの取り組みがどのように活かしていくのかは、今後非常に大切になってくるはずですし、真剣に考えていきたいことです。








「復興のその先にあるハウジング」
~シェアある暮らしの創造へ~

日時:20121118() 14:0017:00
会場:あすと長町仮設住宅集会所(仙台市太白区あすと長町3-1-1
主催:日本建築学会東北支部、あすと長町仮設住宅コミュニティ構築を考える会
後援:日本建築学会地域居住小委員会


プログラム
  主題説明   14:00
 基調講演 14:1015:00 
  延藤 安弘 (愛知産業大学 教授)
   「シェアある暮らしの創造へ」

 事例報告 15:0016:00 
  興梠 信子(武蔵野緑町パークタウン 自治会 幹事) 
   「団地の居場所づくり」 
  藤岡 泰寛 (横浜国立大学 准教授)           
   「菜園付きコーポラティブハウジングでの暮らしぶり」  
  田口 雄一 (NPO法人ぱれっと 理事) 
   「障害のあるなしに関わらず、ともに暮らす住まい」 

 パネルディスカッション 16:1017:00
  パネリスト   
   延藤 安弘、興梠 信子、藤岡 泰寛、田口 雄一
  コメンテーター 
   増田 聡(東北大学 教授)、飯塚 正広(あすと長町仮設住宅コミュニティ構築を考える会 代表)
  コーディネーター    
   新井 信幸(東北工業大学 講師) 


あすと長町仮設住宅集会所(仙台市太白区あすと長町3-1-1
○ JR「太子堂駅」より徒歩4分
地下鉄・JR「長町駅」より徒歩8分

詳しくは東北工業大学の新井先生のブログをご参照ください。

先日に入居者の黒澤と稲沢で東北に訪問した際に、新井先生にはお会いさせて頂き、いろいろと意見交換をさせて頂きました。

今後も継続的に東北とつながっていくことで、いこっとの取り組みにも広がりが出てくるのではないでしょうか。

ちょこっとクッキング 秋の味覚

いこっとちょこっとクッキング。
秋の味覚、さんまのホイル蒸しと栗ごはんをちょっと本格的に。



2012年9月27日木曜日

自主ピアノコンサートへ

入居者の皆に日頃のピアノの練習の成果を披露し、感謝の気持ちを伝えたい思いで
ピアノの先生のご自宅に招待をしてもらいました。
頼もしくピアノを弾き、歌う姫。共同生活で人とのつながりの中で自分の好きなことを見つけられる。
これも共同生活の魅力なのかもしれないですね。





2012年9月1日土曜日

2012年7月4日水曜日

カーラさんが来日

6月22日〜6月29日までアメリカのニューハンプシャー州からKaarla Weston(カーラ・ウェストン)さんがぱれっとの一つのセクションであるぱれっとインターナショナルのプラグラムの一貫で娘さんと来日。


6月24日にカーラさんが娘さんと一緒にいこっとへ遊びにきてくれました。
久しぶりのホームパーティを開催。
島人の宝をぱれっと事務局のスタッフと入居者からプレゼント
前日は、一緒に鎌倉ツアーへ行ってきました! 

最後に全員で写真撮影

2012年6月30日土曜日

緊張の一日 姫からのメッセージ

6月10日(日)に、いこっとの入居者である姫がピアノの発表会に参加しました。

いこっと1周年記念パーティーで、当時の入居者がピアノを弾いていることに
刺激を受けて、ピアノを習い始めてちょうど1年くらい。

100名近くの観客の前で自信をもって演奏をしている彼女の姿が
本当に頼もしかったです。

緊張の発表会が終わった姫が作文を書いてくれました。

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6月10日
生まれて初めての発表会でした。

発表会当日までは、寝たのか寝ていないのかもわからない日々が続きました。
食事も美味しいのですが、食べた気がしませんでした。
私は、やる気が出ると没頭してしまい、夜中2時頃までピアノの練習をしていました。
朝の通勤時間はCDプレーヤーでコブクロの歌を聞いて練習。
ピアノのことばかり考える日々でした。

当日は多くの方々が会場に来てくれました。
大好きな私の宝物「いこっとのみんな」、会社の沖縄のおばさん、中学校時代の先生が見に来てくれました。

本番、ステージに立った瞬間は頭の中が真っ白になり、
演奏は途中で止まってしまいまうこともありましたが、最後まで弾ききることができたので大満足です。
後悔はしていません。
会場にいた人達があたたかく見守ってくれたからです。


大好きないこっとの皆が私のことを最後まで見守ってくれて、
一緒にいこっとに帰りました。

玄関に入り、ふと思ったこと
「私には帰る場所がある
いこっとの皆と一緒にいられることが何より幸せだと」


年齢も性別もバラバラな人が一緒に住む共同生活は、難しく感じることもあります。
辛いこともたくさんあるけれど、支え合うことができる仲間との暮らしは最高です。

その日のいこ間での打ち上げは涙が出るほど嬉しかったです。

緊張の一日が終わりました。発表会が終わった次の日
安心して食べることができた次の日の会社のお昼ご飯がとっても美味しかったです!

いこっとと出会い、仲間と出会い、ピアノと出会い、先生と出会い、
多くの人に支えられていまがあります。


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最初は他人と話をすることが苦手だった彼女も、共同生活を通じて人間関係をつくっていくことの楽しさ、豊かさを感じるようになりました。

発表会当日は、人とのつながりの中から、自分のやりたいことを見つけ、趣味を通じて成長していく姿を見せてくれました。

おつかれさまでした。








2012年3月22日木曜日

メッセージ ぱれっと通信より

ぱれっとつうしん3月号の、声をきかせてに記載されている姫の文章をご紹介。
ぱれっとの家「いこっと」



共同生活を始め一年半。様々な事を教えてもらいました。
色々な行事にも参加できました。

いこっと1周年パーティー、フォーラム、
ハロウィン、クリスマスパーティー。
初めての事ばかりで多くの方々と出会い、パーティーで
おもてなしをする事も勉強になりました。




共同生活をして辛い事があります。別れです。
出会いが少なかった私は一緒に暮らしたからこそ思い出もあり別れが辛かったです。

人との出会いで自分の趣味も見つかりました。ピアノです。
両手で弾く素晴らしさを感動し、私も弾きたいと習い事をし
素敵な先生にも出会えることが出来ました。
エレクトーンは中古で買いました。
最後に私は、私を大きく成長させてくれた事。
仲間の大切さ。思いやり。を教えてくれた事、当たり前のようで
出来なかったことが出来るようになった事。
嬉しく思います。大事な親友も出来ました。


本当に本当に箱に入っていた私を蕾から羽ばたかせてくれて
ありがとうございました。
感謝します。