2012年12月2日日曜日

いこっと合宿@鎌倉

いこっとの合宿を行いました。
シェアハウスについての合宿??と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが・・・
この合宿の目的は、入居者、入居者の生活をサポートするサポットの会、ぱれっとスタッフ、入居者の親、それぞれの立場で、もう一度いこっとのことを考えようというものです。
いこっとは入居者だけではなく、多くのサポートをしてくれている方の存在で成り立っています。 より良い暮らしをするために、関係者全員で意見を出しあい共有してつくっていく。 その一つの取り組みとして「合宿」と名付け、泊まり込みでいこっとのことを話し合います。今回は2回目です。
鎌倉で行われました。
一品持ち寄りの交流ランチ

いこっとの抱える課題から、情報発信の在り方など泊まり込みで話し合いました。

それぞれの健康管理や、声の掛け合い、地域とのつながりなど様々なキーワードが上がる。障害のある人とない人が一緒に暮らすとはどういうことなのか?自立って何なのか?

こういった根本的な部分を、関係者全員で共有した2日間。
立場に関係なく、それぞれができることをより集めて、より良いいこっとをつくっていきたいと思います。
鎌倉の朝の風景はきれいでした。


2012年11月11日日曜日

復興のその先にあるハウジング

ぱれっとサポットの会の田口さんが12月17日に東北で行われるシンポジウムに参加することになりました。
東北の復興にいこっとの取り組みがどのように活かしていくのかは、今後非常に大切になってくるはずですし、真剣に考えていきたいことです。








「復興のその先にあるハウジング」
~シェアある暮らしの創造へ~

日時:20121118() 14:0017:00
会場:あすと長町仮設住宅集会所(仙台市太白区あすと長町3-1-1
主催:日本建築学会東北支部、あすと長町仮設住宅コミュニティ構築を考える会
後援:日本建築学会地域居住小委員会


プログラム
  主題説明   14:00
 基調講演 14:1015:00 
  延藤 安弘 (愛知産業大学 教授)
   「シェアある暮らしの創造へ」

 事例報告 15:0016:00 
  興梠 信子(武蔵野緑町パークタウン 自治会 幹事) 
   「団地の居場所づくり」 
  藤岡 泰寛 (横浜国立大学 准教授)           
   「菜園付きコーポラティブハウジングでの暮らしぶり」  
  田口 雄一 (NPO法人ぱれっと 理事) 
   「障害のあるなしに関わらず、ともに暮らす住まい」 

 パネルディスカッション 16:1017:00
  パネリスト   
   延藤 安弘、興梠 信子、藤岡 泰寛、田口 雄一
  コメンテーター 
   増田 聡(東北大学 教授)、飯塚 正広(あすと長町仮設住宅コミュニティ構築を考える会 代表)
  コーディネーター    
   新井 信幸(東北工業大学 講師) 


あすと長町仮設住宅集会所(仙台市太白区あすと長町3-1-1
○ JR「太子堂駅」より徒歩4分
地下鉄・JR「長町駅」より徒歩8分

詳しくは東北工業大学の新井先生のブログをご参照ください。

先日に入居者の黒澤と稲沢で東北に訪問した際に、新井先生にはお会いさせて頂き、いろいろと意見交換をさせて頂きました。

今後も継続的に東北とつながっていくことで、いこっとの取り組みにも広がりが出てくるのではないでしょうか。

ちょこっとクッキング 秋の味覚

いこっとちょこっとクッキング。
秋の味覚、さんまのホイル蒸しと栗ごはんをちょっと本格的に。



2012年9月27日木曜日

自主ピアノコンサートへ

入居者の皆に日頃のピアノの練習の成果を披露し、感謝の気持ちを伝えたい思いで
ピアノの先生のご自宅に招待をしてもらいました。
頼もしくピアノを弾き、歌う姫。共同生活で人とのつながりの中で自分の好きなことを見つけられる。
これも共同生活の魅力なのかもしれないですね。





2012年9月1日土曜日

2012年7月4日水曜日

カーラさんが来日

6月22日〜6月29日までアメリカのニューハンプシャー州からKaarla Weston(カーラ・ウェストン)さんがぱれっとの一つのセクションであるぱれっとインターナショナルのプラグラムの一貫で娘さんと来日。


6月24日にカーラさんが娘さんと一緒にいこっとへ遊びにきてくれました。
久しぶりのホームパーティを開催。
島人の宝をぱれっと事務局のスタッフと入居者からプレゼント
前日は、一緒に鎌倉ツアーへ行ってきました! 

最後に全員で写真撮影

2012年6月30日土曜日

緊張の一日 姫からのメッセージ

6月10日(日)に、いこっとの入居者である姫がピアノの発表会に参加しました。

いこっと1周年記念パーティーで、当時の入居者がピアノを弾いていることに
刺激を受けて、ピアノを習い始めてちょうど1年くらい。

100名近くの観客の前で自信をもって演奏をしている彼女の姿が
本当に頼もしかったです。

緊張の発表会が終わった姫が作文を書いてくれました。

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6月10日
生まれて初めての発表会でした。

発表会当日までは、寝たのか寝ていないのかもわからない日々が続きました。
食事も美味しいのですが、食べた気がしませんでした。
私は、やる気が出ると没頭してしまい、夜中2時頃までピアノの練習をしていました。
朝の通勤時間はCDプレーヤーでコブクロの歌を聞いて練習。
ピアノのことばかり考える日々でした。

当日は多くの方々が会場に来てくれました。
大好きな私の宝物「いこっとのみんな」、会社の沖縄のおばさん、中学校時代の先生が見に来てくれました。

本番、ステージに立った瞬間は頭の中が真っ白になり、
演奏は途中で止まってしまいまうこともありましたが、最後まで弾ききることができたので大満足です。
後悔はしていません。
会場にいた人達があたたかく見守ってくれたからです。


大好きないこっとの皆が私のことを最後まで見守ってくれて、
一緒にいこっとに帰りました。

玄関に入り、ふと思ったこと
「私には帰る場所がある
いこっとの皆と一緒にいられることが何より幸せだと」


年齢も性別もバラバラな人が一緒に住む共同生活は、難しく感じることもあります。
辛いこともたくさんあるけれど、支え合うことができる仲間との暮らしは最高です。

その日のいこ間での打ち上げは涙が出るほど嬉しかったです。

緊張の一日が終わりました。発表会が終わった次の日
安心して食べることができた次の日の会社のお昼ご飯がとっても美味しかったです!

いこっとと出会い、仲間と出会い、ピアノと出会い、先生と出会い、
多くの人に支えられていまがあります。


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最初は他人と話をすることが苦手だった彼女も、共同生活を通じて人間関係をつくっていくことの楽しさ、豊かさを感じるようになりました。

発表会当日は、人とのつながりの中から、自分のやりたいことを見つけ、趣味を通じて成長していく姿を見せてくれました。

おつかれさまでした。